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転院先での不妊治療(病院Nにて) [不妊治療]

2015年4月、転院先での初診を受けました。
転院先は、福岡天神のど真ん中というとても便利な場所にある不妊専門病院です。


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仕事の引き継ぎで時間がとれず、5月はお薬だけ。

5月いっぱいで退職し、6月から通院開始しました。
前の病院での検査結果をお見せしていたので、タイミング法とと並行して必要な検査だけ再検査することになりました。

具体的には、血液検査と精液検査など簡単に終わるもの。
それと、以前の検査で卵管の詰まりはなかったものの、1年以上経過していたため再度卵管造影もしました。2度目とはいえ、当日緊張しすぎて途中の待ち時間に貧血を起こしてしまいました。

私、本当に病院苦手です。
体の内部を何かされていると想像するだけで、血の気がサーっと引いて。ああ、なんてヘタレ。大病でもしたらどうするんだろう・・・。


まあ、そんなこんなでしたが、6月中には全ての検査が終わり、特にその時点で問題とされる箇所は見当たりませんでした。検査結果から、すぐにどうこうということではないけれど、可能性のレベルで説明されたことが2点あります。

①左の卵管がくっついているように見えるので、もしかしたら左は卵を取り込みづらいこともあるかも?
②子宮が比較的大きいので、着床しづらい可能性があるかも?

これは、あくまで可能性があるというレベルの話で、やはり体外受精をしないとどの時点で障害が起きているのかわからないのです。(ピックアップ障害なのか受精障害なのか着床障害なのかなど)


ただ、ここでわかったこと。この病院は可能性の話でも患者に全部説明する方針なんだなってこと。これは、必要以上に不安をあおるんじゃないかという考え方もあると思うけど、私は自分の体のことをきちんと説明してもらえることに誠実さを感じました。

前の病院では、診療も検査結果の説明もあっという間に終わり、質問したり理解を深めたりというのがなかなかできませんでした。だから、先生とじっくりお話できるだけで、安心できるというか通院に意味を見いだせたというか。




不妊治療としては、まずはタイミング法から。
排卵誘発のため、クロミッドという飲み薬とHMGという注射薬を使用します。

クロミッドは、以前の病院で処方されていたセキソビットよりだいぶ強いお薬です。なので、1回1/2錠。
錠剤の真ん中にマイナスの線が入っていますが、このためにあったんですね~。1/2錠とか初めて見ましたもん。
注射薬もHCGからHMGに変わりました。確か、HCGは注射して36時間以内に確実に排卵させるというもの。HMGは排卵できる大きさまで卵胞を育てるという働きがあるものだったと思います。


治療方針としては、タイミング法で3-4周期を目安に、結果がでなければ体外受精を検討することを提案されました。卵管造影の効果としては3-6周期ですが、以前の不妊治療期間も考えると3-4周期でもいいのではというのが先生の考えです。


クロミッドは5月から、HMGは6月から使用しました。
結果、5月6月撃沈。
いつものように生理がきます。

6月末からの周期で、同様ににクロミッドを処方され、HMG注射をしてもらい、タイミングを取りました。

後日、排卵チェックに行った時のこと。
その病院は医師が3名いますが、初めて院長先生の診療でした。「不妊治療期間も長いから、体外受精も視野に入れて病院が開催する説明会もあるし、自分でも色々調べてみて」と言われました。
なんかその発言が、今回はタイミングがイマイチだったからそう言われた気がして。毎周期そうなんですが、このタイミングでよかったのかな?遅かったかな?早かったかな?と不安になります。
なので、その周期は全く自信がありませんでした。


7月最終週、明らかに高温期がこれまでにない日数続いていました。
これまでは次の生理予定日を過ぎることはあっても高温期がまだ短かったのですが、生理予定日は過ぎたし高温期も長く続いてる・・・ 日に日に期待感が高まります。

でも、長い不妊期間が期待に急ブレーキをかけます。
生理予定日1週間過ぎるまで妊娠検査薬はガマンガマン。

7月30日、両親とのランチから帰ってきて、やっぱり我慢できずに妊娠検査薬を使用しました。以前購入した海外製の早期妊娠検査薬です。
初めてです。初めて陽性反応がでました。
びっくりしすぎて、何度も説明書と検査薬を見合わせました。
本当だよね~大丈夫だよね~

嬉しすぎて、すぐに旦那さんに報告。
2人とも大興奮したのは言うまでもなく。

翌日、日本製の妊娠検査薬で再確認。
きっちり陽性反応でました。
嬉しさがこみ上げてきます。

と同時に、やはり喜びにセーブもかかります。
病院で確認してもらるまでは、ぬか喜びになるといけないし・・・

不妊期間が長いと、こんなにネガティブな人間になるんですね~



病院に電話して、陽性反応が出た旨伝え、次回の予約を取りました。
8月3日、病院でも妊娠の確認が取れ、帰りスタバでエコー写真を見ながら一人喜びを噛みしめました。

母に電話したら、大泣きして喜んでくれました。
そこで私も初めて泣けました。



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タイミング療法~人工授精(病院Sにて) [不妊治療]

最初の病院での検査が一通り終わり、
私も旦那さんも特に大きな問題は見当たりませんでした。


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実は不妊の原因で一番多いのが、原因不明です。
正確に言うと、タイミング療法や人工授精では不明なだけで、体外受精をしないとどの段階で障害が生じているのかわからないということなんです。

話に戻ります。
病院に行き始めてから6か月経つし、問題もないのに妊娠できないとまた焦り始めます。
これから、何を目標に病院に通ったらいいかわからなくなり、いつまでタイミング療法を続けるのか、先生に聞きました。
卵管造影をすると、より通りが良くなり、妊娠への効果が6か月程あるということで、それまでタイミング療法を続けることにしました。


20146月、病院通いから7か月目、”ディファストン”というお薬を処方されました。
hcgを打って2日後から服用します。これは、プロゲステロンという黄体ホルモンを補う為の薬で、着床を促します。
あと、冷え症で漢方も気になっていたので先生に聞いたところ、”ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒”を処方していただきました。漢方薬局のものは高価で手が出せなかったので、28日分で1,060円という価格には助かりました。



2014年9月、卵管造影をして半年経とうとしてもまだ妊娠できません。
早く結果を出したい旦那さんの希望もあって、先生に人工授精(AIH)を相談しました。

人工授精は、状態の良い精子を選別して子宮内に直接注入する方法で、その後精子が卵管を旅する過程、卵子と出会う過程、基本的には自然妊娠と何ら変わりません。
精子の量が少なかったり運動率が悪い場合に効果のある不妊治療で、うちの場合は該当しないので正直やるべきなのかな?という疑問も私としてはあったのですが、主人のタイミング療法でのセックスのストレスを考えると、一度やってみることにしました。


精液は当日の朝旦那さんに摂取してもらい、容器に入れて持参します。
受付で自分の旦那さんの精液を先生に渡すというミョーな体験をするわけですが、「もう先生お願い!」という気持ちです。
2時間以内に摂取した精液を使用するので、人工授精は通常の診療時間前に行いました。

人工授精の場合、以下の基準値があるようです。
 精液量 1.5ml以上
 精子運動率 40%以上

基準値はクリアしていて、ひとまず安心。
緊張はしましたが、チューブで膣から子宮内に精液を注入するという処置も、もう終わったの?というくらい、すぐに終わりましたし、痛みもありませんでした。その後、処置した体勢のまま(傾斜した台に乗ったまま)5分、その後ベットの上で30分休みます。
その日は、会社はお休みをもらっていたので、そのまま帰宅しました。


正直、ホッとしたの半分。
こんなんで本当に子供ができるのかな~?半分でした。

甘いのかもしれないけど、そんなこと言ってられないのもわかってるけど、人工授精で妊娠するということに違和感を感じてしまっていたのも事実です。
人工授精で子供を授かった皆様を否定しているわけではなくて、私自身がまだ不妊治療を受け入れられていなかったのかもしれません。


そんな気持ちも影響してか、人工授精でも妊娠しませんでした。
人工授精を受け入れられてないくせに、やっぱり期待もしていたのですごく落ち込みました。
1回くらいで何へこたれてんだ!というおしかりを受けそうですが、自分でタイミングとっていた期間も含めて1年半くらい毎月毎月、期待と落ち込みを繰り返して、「もう無理!!」ってなりました。


不妊治療へのモチベーションを失って、完全に心折れてしまって、2014年10月、病院にはしばらくお休みする旨を伝えました。


そんなわけで、結果的に最初の病院はこれで卒業となりました。
不妊治療のモチベーションを保つのは、すごく大変です。
私には、この後の病院通いお休みの期間は必要だったと思っています。

年齢が高くなると、時間がない!と焦ってしまいますが、ストレスが一番の大敵です。
心を病む前に、すこーし立ち止まってみてもいいのかな、と私は思います。


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タイミング療法(病院Sにて) [不妊治療]

最初に通うことになった病院は、先生1人看護婦さん2人のこじんまりとしたところでした。


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2013年11月、初診は旦那さんと一緒に行きました。
婦人科には子宮頸がんの検査で1度だけしか行ったことがなく、その時初めての衝撃にショックでフラフラになって帰ったような人間なので、もうそれはドキドキで・・・。

女性としては、先生が男性ですし生理的に受け付けなければアウトですが、あっけらかんとして、清潔そうで、最初のハードルはクリアしました。

妊娠の仕組みを説明していただき、持参した基礎体温表を見て低温期が長く高温期が短いことを指摘されした。
血液検査で、FSH(卵胞を育てる働き)の数値が少し低めだということがわかりました。その為、高温期になるのに時間がかかっているようでした。

初の病院は不安しかありませんでしたが、先生から話を聞いて、これからきっと結果が出るんだという希望も持てました。漠然としていたことが、具体的な目標となって見えたような感じでした。



それから、病院は月1-2回、検査と卵胞チェックをするために通いました。
会社は半休や有給休暇をもらいながら行きました。



2014年1月、病院通い3か月目からはセキソビットとhcgが始まりました。
具体的には、
生理5日目からセキソビット(排卵誘発剤)を処方され、卵胞発育を促します。
卵胞チェック後(14d前後)、hcg(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という筋肉注射を打ち、当日か翌日にタイミングを取るという指導を受けました。筋肉注射といっても、痛いのは一瞬なのでご安心を。
hcgを打つと、36時間以内に必ず排卵するそうです。なので、それまでにタイミングを取って、精子を待機させておくのです。なんか医療ってすごいですよね・・・


それでも妊娠しないので、2014年4月、卵管造影検査をしました。
説明書に痛み止めの座薬をすると記載されていたので、座薬の入れ方をネットで見てから意を決して行ったら、看護婦さんが「はい、座薬入れますのでお尻出してください~」と。
ええ!思ってもない展開に、若い看護婦さんに座薬を入れられるというとんでもなく恥ずかしい体験をしたのでした(汗)
卵管造影検査はほとんど痛みもなく、無事終わりました。終わってから出勤もしました。
結果は、卵管の詰りはなくしっかり通ってました。


これで、全ての検査が終わりました。
ですが、私の病院通いはまだ続きます。。。


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