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姪っ子の妊娠と体外受精の決断 [妊娠した月の出来事]

転院先で不妊治療に励んでいた2015年7月、衝撃的な出来事がありました。

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ある日、姉が話したいことがあると言います。
内容の検討もつかずに待っていると・・・

姉の娘、つまり私の姪っ子が妊娠したという報告でした。

私はびっくりしましたが、「妊娠=おめでたいこと」という思考がとっさに働き、明るい声で「そうなんだ!」と言っていました。
が、すぐにそんな雰囲気じゃないということに気付きました。

姪っ子は高校を卒業したばかりの大学生。もちろん、結婚もしていません。

姉は泣き出してしまいました。
姉家族も両親も、妊娠の事実を受け入れられずに困惑していました。


物事には順序がある。
姪っ子はまだ色々経験できる年齢。
子供を養う力もない。
相手との関係性もできていない。
考え付くのはマイナスのことばかり。
姉たちの気持ちは痛いほどわかります。

ただ、不妊治療中の私が思ったこと。
それは、「子供ができるというのは奇跡なんだよ」ってことだったんです。
子供が欲しくて欲しくて奇跡を待ち望んで苦しんだり悩んだりしている人を、病院でたくさん見ている私にとっては、そういう考え方もあるんだってことを知って欲しかった。




姉の話を聞いて自宅に帰る道中、ある思いが芽生えました。



『体外受精を決断する時期にきたのかも・・・』




私は子供を望んで望んで、病院での治療やタイミング、体質改善、生活改善をやっても、いっこうに妊娠しません。でも、どっかでいつか自然妊娠するはずと思っていました。自分の努力が足りないだけだと。

姪っ子は好きな彼氏との間にできたとはいえ、まだまだ子供は望んでいませんでした。

その事実が、もう努力とかそんなんじゃなくて、本格的に医療の力を借りないといけないのかもと思わずにはいられませんでした。ずっと抵抗してきた「体外受精」を決断した時でした。


決断できたことで、心のつっかえがとれたようでした。



そして、驚くことに、その月に自然妊娠していました。
何がきっかけに妊娠できたかはわかりません。

でも、不妊治療を前向きに捉えられた心の変化も何か作用したんじゃないかと思うのです。
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飲み会を断って帰ってきてくれた日 [妊娠した月の出来事]

仕事を辞めると決めたのは、ストレスをなくすことで妊娠へいい方向へ働くと信じたからです。

なので、退職を決めてからの2-3ヶ月は結構ひそかに期待しちゃってました。

不妊期間中、生理が来るたびに落ち込むのは毎度のことなんですが、大きく期待して生理が来るとその落ち込みはまた大きいものになるんですね。

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退職して1か月経った2015年7月、日常生活では職場でのストレスから解放され、伸び伸びとした生活をしていました。が、いよいよ体外受精を考えなければという気持ちも抱えていました。


ウーマンコムという大まかな推定排卵日を確認できる携帯アプリがあります。
旦那さんにも同じアプリを入れてもらって、「この週あたりだよ」とわざわざこちらから言わなくても自分で意識してもらえるようにしていました。

生理が始まったらアプリで大体の期間を確認して、実際の基礎体温や病院での卵胞チェックをもとにタイミングを取るという感じ。

私としては、タイミングを取るといっても推定期間まいにちなんて無理だし、なかなか難しいけどなるべくムードを大事にというか自然にと思っています。

だから、旦那さんにはせめてその期間だけでも、飲み会を入れずにまっすぐ帰ってきてほしいと願うのは贅沢でしょうか。セックスしなくても、2人で一緒に過ごそうとか同じ気持ちを共有しようとか、そういう気持ちを感じたいじゃないですか。
前もって入っていた予定ならわかります。当日帰り際に飲みに誘われた旦那さんの「ちょっと行ってくる」という電話に何度がっかりしたことか。体外受精と簡単に口にするくせに、なぜこの瞬間を大事にできないのか。



7月の推定排卵期間に入っていました。今日は帰ってきてくれるだろうと期待して待っていたある日の夜、「ちょっと行ってくる」の電話がありました。
でも、もう色々言うのは逆効果だと思い「わかった」と我慢しました。だけど、涙が出て声が震えていました。

電話の様子がおかしいと気付いた旦那さん。電話を切って、また少したって電話があり「やっぱり断ったから」とすぐ帰ってきてくれました。

そういう時、いつもの私なら機嫌が悪くなったり、嫌味をいったり。泣いたことなんかなかったから。
ちょっと情緒不安定な日だったんでしょうか。



とにかく、飲み会を断って帰ってきてくれたことがどんなに嬉しかったか。



私は人に弱みを見せるのが苦手です。
だから、旦那さんに対してもわかって欲しいという感情表現が嫌味をいったり怒ったりという方に傾いてしまいます。

不妊治療中、関係が悪くなったり、ケンカしたりする夫婦もたくさんいると思います。
少しだけ素直になれたら、自分も楽になるし、相手も心開いてくれるかもしれません。


私にとっても、素直になるというのはまだまだ課題ですが。

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宮崎県小林市 子宝の神「陰陽石」 [妊娠した月の出来事]

転院先の病院Nは、非常に患者さんが多く待ち時間が長いです。


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病院に行って30分は絶対に呼ばれないし、全体で1-2時間はかかります。
なので、本を読んだり携帯いじったり、皆さん思い思いに過ごされています。


私は、病院に置いてある不妊雑誌をよく読んでいました。
本屋や図書館にはあまり置いていないし、あったとしても立ち読みもできないし、買えないですよね。

その雑誌には、不妊治療中だったり不妊を経て妊娠した夫婦や芸能人の体験談、コラム、病院のこと、治療のこと、不妊に関することが色々特集されています。
私には不妊のことを話せる人がいなかったし、旦那さんとも不妊治療の話ではケンカすることが多かったので、知らない人だけど同じ気持ちを抱えているんだ~と共感できて嬉しかったのを憶えています。みんなこういう時どうしているんだろう?とかずっとモヤモヤしていたことが解消されて、勉強になることも多かったです。



陰陽石」は、その不妊雑誌の記事に紹介されていて知りました。
全国の子宝パワースポットを紹介していたのですが、よく見ると「あ、ここ宮崎県だ!」
実家への帰省の際たち寄れる場所だったので、旦那さんに早速言って次回の帰省時に行きました。

正直、神頼みとか占いとかパワースポットとかそんなに信じる方ではないのですが、行けるんだったら行っとこうと。なんだかおどろおどろしい場所って感じでしたけど、しっかりお願いしてきました。


結果、その月に妊娠したので、「陰陽石」の神様にも感謝です。




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転院先での不妊治療(病院Nにて) [不妊治療]

2015年4月、転院先での初診を受けました。
転院先は、福岡天神のど真ん中というとても便利な場所にある不妊専門病院です。


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仕事の引き継ぎで時間がとれず、5月はお薬だけ。

5月いっぱいで退職し、6月から通院開始しました。
前の病院での検査結果をお見せしていたので、タイミング法とと並行して必要な検査だけ再検査することになりました。

具体的には、血液検査と精液検査など簡単に終わるもの。
それと、以前の検査で卵管の詰まりはなかったものの、1年以上経過していたため再度卵管造影もしました。2度目とはいえ、当日緊張しすぎて途中の待ち時間に貧血を起こしてしまいました。

私、本当に病院苦手です。
体の内部を何かされていると想像するだけで、血の気がサーっと引いて。ああ、なんてヘタレ。大病でもしたらどうするんだろう・・・。


まあ、そんなこんなでしたが、6月中には全ての検査が終わり、特にその時点で問題とされる箇所は見当たりませんでした。検査結果から、すぐにどうこうということではないけれど、可能性のレベルで説明されたことが2点あります。

①左の卵管がくっついているように見えるので、もしかしたら左は卵を取り込みづらいこともあるかも?
②子宮が比較的大きいので、着床しづらい可能性があるかも?

これは、あくまで可能性があるというレベルの話で、やはり体外受精をしないとどの時点で障害が起きているのかわからないのです。(ピックアップ障害なのか受精障害なのか着床障害なのかなど)


ただ、ここでわかったこと。この病院は可能性の話でも患者に全部説明する方針なんだなってこと。これは、必要以上に不安をあおるんじゃないかという考え方もあると思うけど、私は自分の体のことをきちんと説明してもらえることに誠実さを感じました。

前の病院では、診療も検査結果の説明もあっという間に終わり、質問したり理解を深めたりというのがなかなかできませんでした。だから、先生とじっくりお話できるだけで、安心できるというか通院に意味を見いだせたというか。




不妊治療としては、まずはタイミング法から。
排卵誘発のため、クロミッドという飲み薬とHMGという注射薬を使用します。

クロミッドは、以前の病院で処方されていたセキソビットよりだいぶ強いお薬です。なので、1回1/2錠。
錠剤の真ん中にマイナスの線が入っていますが、このためにあったんですね~。1/2錠とか初めて見ましたもん。
注射薬もHCGからHMGに変わりました。確か、HCGは注射して36時間以内に確実に排卵させるというもの。HMGは排卵できる大きさまで卵胞を育てるという働きがあるものだったと思います。


治療方針としては、タイミング法で3-4周期を目安に、結果がでなければ体外受精を検討することを提案されました。卵管造影の効果としては3-6周期ですが、以前の不妊治療期間も考えると3-4周期でもいいのではというのが先生の考えです。


クロミッドは5月から、HMGは6月から使用しました。
結果、5月6月撃沈。
いつものように生理がきます。

6月末からの周期で、同様ににクロミッドを処方され、HMG注射をしてもらい、タイミングを取りました。

後日、排卵チェックに行った時のこと。
その病院は医師が3名いますが、初めて院長先生の診療でした。「不妊治療期間も長いから、体外受精も視野に入れて病院が開催する説明会もあるし、自分でも色々調べてみて」と言われました。
なんかその発言が、今回はタイミングがイマイチだったからそう言われた気がして。毎周期そうなんですが、このタイミングでよかったのかな?遅かったかな?早かったかな?と不安になります。
なので、その周期は全く自信がありませんでした。


7月最終週、明らかに高温期がこれまでにない日数続いていました。
これまでは次の生理予定日を過ぎることはあっても高温期がまだ短かったのですが、生理予定日は過ぎたし高温期も長く続いてる・・・ 日に日に期待感が高まります。

でも、長い不妊期間が期待に急ブレーキをかけます。
生理予定日1週間過ぎるまで妊娠検査薬はガマンガマン。

7月30日、両親とのランチから帰ってきて、やっぱり我慢できずに妊娠検査薬を使用しました。以前購入した海外製の早期妊娠検査薬です。
初めてです。初めて陽性反応がでました。
びっくりしすぎて、何度も説明書と検査薬を見合わせました。
本当だよね~大丈夫だよね~

嬉しすぎて、すぐに旦那さんに報告。
2人とも大興奮したのは言うまでもなく。

翌日、日本製の妊娠検査薬で再確認。
きっちり陽性反応でました。
嬉しさがこみ上げてきます。

と同時に、やはり喜びにセーブもかかります。
病院で確認してもらるまでは、ぬか喜びになるといけないし・・・

不妊期間が長いと、こんなにネガティブな人間になるんですね~



病院に電話して、陽性反応が出た旨伝え、次回の予約を取りました。
8月3日、病院でも妊娠の確認が取れ、帰りスタバでエコー写真を見ながら一人喜びを噛みしめました。

母に電話したら、大泣きして喜んでくれました。
そこで私も初めて泣けました。



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仕事を辞めて妊娠 [不妊とストレス]

外では仕事で強いストレスを感じ、家では不妊をめぐる夫婦関係がストレスとなっていました。



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補足すると、普段はすごく仲のいい夫婦です。
不妊治療への方針の違いでケンカすることはあっても、週末は2人でランチに行ったり趣味のキャンプに行ったり。子供がいない分、2人の時間は充実していたのかなと。


2015年3月末、転院と退職を同時期に決めました。

2015年4月末。
転院先の病院へ初診を受けに行きました。
半年ぶりの病院。久しぶりの内診台。初めての先生。体外受精を視野に入れての転院だったものの、気持ちが決まらず不安な状態。
先生の前で、泣いてしまいました。
見た目は結構男!な先生でしたが、優しく優しく話を聞いてくれて、次回からお世話になれそうと思えました。

退職予定のため引き継ぎで休みがとれず、本格的な通院は6月からでお願いしました。
先生は「仕事は短時間でもいいからした方がいいのでは」とおっしゃっていました。仕事を辞めたら辞めたで、不妊のことで頭がいっぱいになる人も多いようです。

私は少なくとも年内はゆっくりしようと決めていたし、辞めて生活してみてそれから考えればいいと思いました。仕事はしようと思えばできるので、とにかく現職からのストレスから解放されたかったんですね。


2015年6月から病院での不妊治療再開。

2015年7月末に妊娠を確認。

家族や親しい友人に妊娠報告をすると、みんな口を揃えて仕事辞めたのがよかったのかもね。と言いました。

旦那さんもそれをすごく思ったみたいで、早く仕事を辞めさせてあげられなくてごめんね。と言いました。
私が辞めたいと相談したことが何度もあったからだと思います。仕事が辛いのも、辞めれなかったのも、旦那さんのせいではないけど、そんな風に思ってくれて、すごく感動しました。


妊娠できたのは、単純に退職したからだけではないと思いますが、少なくともストレスが減ったことは大きかった。責任感だったり、条件だったり、タイミングだったり、色んなことで仕事をなかなか辞められなかったけど、決断して本当によかった。


病院の先生が言うように、仕事を辞めて時間ができすぎると、むしろストレスが増える人もいると思います。私は自分1人の時間が好きなたちだし、辞めてストレスなく過ごせてるのを実感していました。その人その人の特性で不妊中の仕事との向き合い方は決めてほしいなと思います。



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漢方薬局での不妊相談② [漢方]

2014年11月からの漢方薬局での不妊相談、月に1度通いました。


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2回目は旦那さんも一緒に。
生活習慣や食生活の話は、私が直接話すより第3者から聞いた方が受け入れやすいと私も思っていましたし、漢方薬局のアドバイザーもそう言われていました。


病院にもよるとは思いますが、病院の先生は生活習慣や食生活のことにまで「あーしなさいこーしなさい」とは言いません。でも、不妊治療中の女性は多分、自分でネットや本で調べたり病院の先生に聞いたりしながら、不妊にいいと思われることを実践していると思います。

私も、ネットや本でいいとされることは取り入れたりしていました。病院に行き始めてからは、薬を飲まなければならない期間がほとんどなので、お酒も我慢。
そのかわり、仕事帰りの疲れた時は、自分へのご褒美と甘いものを買うのが習慣に。あと、なかなか早寝ができないでいました。

漢方薬局で話を聞いてからは、わかっちゃいるけど良くないと思っていたことを改めて知ることで、やっぱり妊娠のためにちゃんとやろう!という気持ちになりました。

積極的に取り入れたのは、
①甘いものの量を減らすこと、その代りたまにお酒を旦那さんと楽しむ
②夕食のメインに魚の回数を増やすこと
③ランチをコンビニで買わないこと、なるべく手作り弁当にする
④湯船につかること
⑤23時までに寝ること

特に、③は簡単にできました。当たり前ですが、防腐剤や保存料をたくさん使われているものは良くないに決まっています。
⑤は、意識することがかなり大事だと思いました。12時までに寝るぞ!と思っていたら、12時超えてしまうので、目標を早めに設定して、夜ご飯もお風呂も前倒しでやっていく意識で23時~23時半までには寝れるようになりました。


そんなこんなで、私はアドバイザーの話を聞いて、ますます色んなことを取り入れて生活するようになりましたが、ストレスには感じてなかったつもりです。これが、きっといい結果につながると思ってやっていたからです。

ところが、生活習慣や食生活の改善の話は、旦那さんにとってストレス以外の何物でもなかったようです。


病院で不妊治療を始めてからも、旦那さんは好きなようにお酒も甘いものもスナック菓子も食べるし、夜更かしするし、不妊だからって何かを改善する様子は見られなかったけど、精子自体に問題が見当たらない以上、私もあまり言えないでいました。私が得た知識も本当にそうなのか、自信を持って言えなかったのもあります。

旦那さんが不妊治療を始めようと言ったのに、私が努力しているのを見ても旦那さん自身が変わろうとしてくれないことに本心は悲しくもあり悔しくもありました。結局、不妊の原因は自分にないって言っているようなもんだよって思ってました。


初めて漢方薬局で話を聞いた帰り、一緒に色んな話を聞いて同じ目標を持てたのかなと思いましたが、旦那さんは聞いた話を自分の中に消化するのに精一杯の様子でした。目標というより、我慢という方が強かったんでしょうね。
最初は、お酒やお菓子の量を減らしたり、一緒に早く寝ようとしてくれました。それがすごく嬉しかった。高温期が前より続くようになって、2人で喜んだりしました。

が、2-3回話を聞きに行って、「アドバイザーが言ってることはキレイゴトだ」って言われました。
旦那さんは言われたことを我慢してやっている感覚が強く、ストレスに感じたせいか、タイミングも取れなくなって、それがまたストレスになっているようでした。
漢方薬局に行き始めて4か月程で、「また病院に行った方がいいのでは?体外受精した方がいいのでは?」と言うようになりました。旦那さんにとっては、漢方と漢方薬局での話というのは、宗教みたいに感じたのかもしれません。
私が飲んでいるショウキT-1は「水かもしれないよ」とも言われました。「俺は何も我慢しない」とも言われました。
当然、ケンカになりました。
「我慢したくないならしなくてもいいけど、私が努力してやっていることまで否定しないで!」と泣きながらいったことを今でも忘れません。
旦那さんという人間を信じられなくもなりました。


でも、男性は本当にデリケートで、ストレスに感じると、できなくなります。
それが結果でした。

私にとっては、色んな話を聞いてもらえてオアシスのような場所だった漢方薬局も、旦那さんには違ったということです。


6か月間通った漢方薬局でしたが、体外受精を視野に入れてまた病院に行くことに決めました。
その代り、独断で仕事を辞めることを決めました。旦那さんには会社に申告してから事後報告しました。不妊治療に関しては旦那さんの意見に譲歩したので、仕事のことまで反対されたら私はもうやっていけないと思ったからです。幸い、すんなりと受け入れてくれました。


漢方薬局のアドバイザーの方も、仕事を辞めるという決断にすごく賛同してくれました。
不妊相談に来る人には、仕事に大きなストレスを抱えている女性が多いようです。ただ、それぞれの家庭環境があるから、そこまでのアドバイスは積極的にはできないのでしょう。

結果的に、仕事を辞めてから2か月後に妊娠が発覚しました。


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冷え症×不妊(腹巻編) [冷え症対策]

冷え症というのは、そうそう治るものではありません。
ですが、着用したその日に「効果がある!」と実感したものがあります。

「腹巻」です!


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冷え症対策として足先ばかりにとらわれていましたが、腹巻をすることで腰回りが温まると、下半身全体が冷えないことに気づきました。
私のように下半身が冷えやすい人にとっては、靴下で足先ばかり温めても、足の付け根から温かい血液が送られていないので、なかなかその効果が得られません。そこで、腹巻をすることで下半身の血流が良くなり、さらに靴下で効果倍増というわけです。


特に効果を感じたのは、会社にいる時でした。
私のように内勤の場合、「座りっぱなし&エアコンの効き過ぎ」で冷え症スパイラル状態。
エアコンの効いた室内では、夏は寒い。冬は暑い(でも足元は冷える)。
外に出るとその逆です。

カーディガンは上半身ばっかり暑くなるし、ひざ掛けでは下半身全体が温まりません。
腹巻は、暑すぎることなく、下半身をしっかり温めてくれます。
もちろん、もし暑いと感じたらすぐに脱げます(笑)


腹巻・・・ダサイ・・・ってなりそうですが、女子受けしそうなカワイイ腹巻があるんです!
私のお気に入りは、ワコールのブランド「une nana cool(ウンナナクール)」「LuncH(ランチ)」。

腹巻もいいですし、腹巻とパンツが合体したハラパンも最高です~
参考までに
↓↓↓
ウンナナクールの腹巻
ウンナナクールのハラパン

ちなみに、ここの下着は全部かわいくて、選ぶのにテンションあがります。


冷え症対策に、温かくてかわいい腹巻をぜひ活用してください★



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漢方薬局での不妊相談① [漢方]

2014年10月から不妊治療をお休みしましたが、基礎体温を測る1日のスタートは変わりません。


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病院通いをお休みするなら、全部やめてしまうくらいの気楽さがあればもっとストレスを上手く処理できたのかな・・・と今になって思いますが。なんせ真面目なもので。。。


冷え症×不妊(靴下編)でも触れましたが、私は東洋医学的な考え方に共感を持っていたので、治療以前にそもそも体質改善が必要なのでは?と思っていました。


そこで、漢方薬局に行ってみることにしました。
2014年11月、不妊相談の予約をして、漢方薬局に行きました。

アドバイザーの女性が対応してくれました。
私が、一番印象に残った話は

女性は生まれる前から原始卵胞を持っていて、その中から6か月かけて排卵する予備軍が育っている。だから、6か月かけて元気な卵胞を育てなければならないということでした。

その為に必要なのは、①生活習慣の改善、②食事の改善です。

これができれば、漢方薬は必要ないそうです。
でも、甘いものも食べたいし、飲みにも行きたいし、ついつい夜更かしもしてしまいます。
みんなそうですよね。

だから、漢方薬で補うんだそうです。


私は、低温期が長く、排卵するまでに時間がかかっています。つまり、卵胞を育てる力が弱いのです。
そこで、「ショウキT-1」をおすすめされました。
よく、タンポポの根っこを使ったタンポポ茶とかタンポポコーヒーはありますが、ショウキT-1はタンポポの葉に含まれる糖鎖を主成分としています。




それから、仕事に加えそのころは不妊に対してもストレスが強くあり、気の巡りが悪い。
そこで、「イスクラ逍遥丸」を提案されました。

合わせて、1か月15,000円くらいだったと思います。

結構な金額ですが、だいたい想像していましたし、話をしていて信頼できるアドバイザーだと感じたので、その場で購入しました。おしつけ感は全くなく、ご主人に相談して後日でもいいですよといってくれたのも、好感が持てました。
以前相談に行った漢方薬局では、少し話をしただけで1か月2-3万円の漢方薬を提案されたのもあったからかもしれません。


その日は、時間をかけて色々な話を聞いてくれました。
不妊のこと、仕事のこと、人間関係のこと、夫婦関係のこと。
普段、人には話せなくてモヤモヤとしていたことを聞いてもらえたので、心がすっとしました。



漢方薬は即効性があるものではないので、とりあえず6か月・・・と思って始めてみることにしました。
実際に、6か月間続けて、毎月1回相談に行っていました。

妊娠したのは、始めてから9か月後のことです。
漢方薬を飲み始めてからの卵胞が育って、赤ちゃんができました。

漢方薬と、アドバイザーの女性の丁寧な対応、私はきっと妊娠の手助けになってくれたと思っています。
その頃アドバイスを受けた生活習慣の改善と食事の改善の心がけは、妊娠中の今も役立っています。


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冷え症×不妊(靴下編) [冷え症対策]

冷え取り健康法というものがあります。
「頭寒足熱」、つまり下半身は温かく、上半身は涼しくして、体の巡りを良くするという東洋医学の考え方です。


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私は、不妊で病院に行くべきか悩んでいるときに、たまたま本屋さんで出会った本で知りました。









冷え取りのやり方は、靴下を4枚重ね履きすること、ただそれだけです。
靴下の素材と履く順番に特徴があります。

肌に近い順
1枚目:絹(シルク)
2枚目:綿(コットン)or毛(ウール)
3枚目:絹(シルク)
4枚目:綿or毛(コットン)or毛(ウール)


絹と綿or毛を交互に履きます。
この順番には、それぞれの素材の特性が関係しています。

【絹】吸湿性(吸毒)・放湿性(排毒)・抗菌性
【綿・毛】吸湿性・放湿性

1枚目の絹で吸い取った湿気や毒素を、綿や毛を重ねることでどんどん外に放出します。

夏も冬も蒸れることなく快適な状態を保てるだけでなく、下半身をポカポカな状態に保ちます。



この冷え取りの東洋医学的な考え方は、私にとてもフィットしました。
とりあえず実践してみようと思いましたが、会社に行くのに4枚重ねるのはなかなか難しい。。
そこで見つけたのがコレです!



肌に当たる内側はシルク100%、外側は綿100%という、2足で4足重ね履きしているかのような作りになっているものです。
これなら職場でもかさ張らなくていいですよね!



冷え取りとの出会いは、単純に下半身を温めるという目的だけではなく、靴下でおしゃれをするというキッカケになりました。
かれこれ2年、靴下屋の靴下にどっぷりハマってます!

靴下屋にも絹の5本指ソックスがあります。
この絹の靴下を買ったのが始まりでしたが、天神や博多駅の靴下屋に立ち寄るたびに靴下のとりこになり、新作を見つけては購入して、絹の5本指ソックスと重ね履きをするようになりました。






靴下屋はタイツも履き心地が良くて、色や素材のバリエーションも豊富。
冬はタイツの下に、こんな便利な商品を履いてます!






靴下屋の靴下を宣伝したいわけではないのですが、靴下屋愛が強すぎてついつい出てしまいます 笑

冷え取りを実践する場合、靴下はどちらの商品でも構いません。
自分が気に入ったものや続けられる価格のものを選んだらいいと思います。


私はちょうど、職場に着ていける服選びにマンネリ化していた頃だったので、靴下屋の靴下だけで服の印象がガラッと変わる楽しみにハマったという感じです。


冷え取りの考え方に共感できなければ、続けることも難しいでしょう。
でも、重ねて履いてみれば温かいことを実感できると思います。

私は結局、面倒くさがりが出て、外出時は2枚履きしかしていません。
家で過ごす時や就寝時は、頑張って3-4枚履いていることもありましたが、自分に無理のないように続けてみてはいかがでしょうか?

冷え取りのことを、家族や職場の人に話しても、みんな不信がっていましたが、私には共感できる考え方だったので信じてやってました。食品などで内側から温めることも大事ですし、一緒に併用して続けてもらえればと思います。


ちなみに、晴れて妊娠した今でも、2枚履きは必ずしています。
5本指ソックスも履くまでは抵抗あったのに、今では手放せないアイテムです。



冷え取りの効果かどうかはわかりませんが、毎年6-7月になると水虫でもないのに足の側面や裏側の皮が脱皮のように剥けてたのに、靴下の重ね履きを始めてからそれがなくなりました。
サンダルを履いた時に恥ずかしい思いをしなくなって、本当にうれしい限りです♪


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タイミング療法~人工授精(病院Sにて) [不妊治療]

最初の病院での検査が一通り終わり、
私も旦那さんも特に大きな問題は見当たりませんでした。


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実は不妊の原因で一番多いのが、原因不明です。
正確に言うと、タイミング療法や人工授精では不明なだけで、体外受精をしないとどの段階で障害が生じているのかわからないということなんです。

話に戻ります。
病院に行き始めてから6か月経つし、問題もないのに妊娠できないとまた焦り始めます。
これから、何を目標に病院に通ったらいいかわからなくなり、いつまでタイミング療法を続けるのか、先生に聞きました。
卵管造影をすると、より通りが良くなり、妊娠への効果が6か月程あるということで、それまでタイミング療法を続けることにしました。


20146月、病院通いから7か月目、”ディファストン”というお薬を処方されました。
hcgを打って2日後から服用します。これは、プロゲステロンという黄体ホルモンを補う為の薬で、着床を促します。
あと、冷え症で漢方も気になっていたので先生に聞いたところ、”ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒”を処方していただきました。漢方薬局のものは高価で手が出せなかったので、28日分で1,060円という価格には助かりました。



2014年9月、卵管造影をして半年経とうとしてもまだ妊娠できません。
早く結果を出したい旦那さんの希望もあって、先生に人工授精(AIH)を相談しました。

人工授精は、状態の良い精子を選別して子宮内に直接注入する方法で、その後精子が卵管を旅する過程、卵子と出会う過程、基本的には自然妊娠と何ら変わりません。
精子の量が少なかったり運動率が悪い場合に効果のある不妊治療で、うちの場合は該当しないので正直やるべきなのかな?という疑問も私としてはあったのですが、主人のタイミング療法でのセックスのストレスを考えると、一度やってみることにしました。


精液は当日の朝旦那さんに摂取してもらい、容器に入れて持参します。
受付で自分の旦那さんの精液を先生に渡すというミョーな体験をするわけですが、「もう先生お願い!」という気持ちです。
2時間以内に摂取した精液を使用するので、人工授精は通常の診療時間前に行いました。

人工授精の場合、以下の基準値があるようです。
 精液量 1.5ml以上
 精子運動率 40%以上

基準値はクリアしていて、ひとまず安心。
緊張はしましたが、チューブで膣から子宮内に精液を注入するという処置も、もう終わったの?というくらい、すぐに終わりましたし、痛みもありませんでした。その後、処置した体勢のまま(傾斜した台に乗ったまま)5分、その後ベットの上で30分休みます。
その日は、会社はお休みをもらっていたので、そのまま帰宅しました。


正直、ホッとしたの半分。
こんなんで本当に子供ができるのかな~?半分でした。

甘いのかもしれないけど、そんなこと言ってられないのもわかってるけど、人工授精で妊娠するということに違和感を感じてしまっていたのも事実です。
人工授精で子供を授かった皆様を否定しているわけではなくて、私自身がまだ不妊治療を受け入れられていなかったのかもしれません。


そんな気持ちも影響してか、人工授精でも妊娠しませんでした。
人工授精を受け入れられてないくせに、やっぱり期待もしていたのですごく落ち込みました。
1回くらいで何へこたれてんだ!というおしかりを受けそうですが、自分でタイミングとっていた期間も含めて1年半くらい毎月毎月、期待と落ち込みを繰り返して、「もう無理!!」ってなりました。


不妊治療へのモチベーションを失って、完全に心折れてしまって、2014年10月、病院にはしばらくお休みする旨を伝えました。


そんなわけで、結果的に最初の病院はこれで卒業となりました。
不妊治療のモチベーションを保つのは、すごく大変です。
私には、この後の病院通いお休みの期間は必要だったと思っています。

年齢が高くなると、時間がない!と焦ってしまいますが、ストレスが一番の大敵です。
心を病む前に、すこーし立ち止まってみてもいいのかな、と私は思います。


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